著者: エイム研究所 矢野 弘 自分の周りを見渡すと「もの」がいたるところに数多くある。
例えば道路の信号機が色ではなく文字で書いてあると近くに行かないと分からないし、読み間違えると事故につながる。色を使ったとしても赤が注意、白が進めと地域で色の使い方が異なるとか配列が異なると大変なことになる。また、汚れてどれが光っているか分かりにくかったり、見えにくい場所に設置してあると、とても危険である。交差点ではお互いが信号を見て信用して進んだり止まったりしているため、「もの」を通しての人と人のコミュニケーションはとても大切である。
「もの」が人と係わる事は普段の仕事に多くあり欠かせないものなので、必然的に目的やルールを決めて置くことになる。
3Sは当たり前の事でも有り、善くしていくための改善の手段でもあり、悪いところを見つける手段でもある。特に悪い事が見つかるとよくないように感じるかもしれないが、放置しておくと「もの」のみならず「者」も悪化して破滅(倒産)になる事がある。
悪い事が速く見つかることは善い事であると私は思っている。そのためにも3Sを仕事の流れで徹底して進めたいものである。
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