著者: エイム研究所 矢野 弘
健康な職場はトイレ清掃からトイレ磨きは心を磨く
誰もが会社のなかで必然的に活用し、お世話になるところがトイレである。お客様も使い、活用は不特定多数である。それゆえ汚れ易い。今の日本では全て人を検知して自動水洗であったりレバー式の水洗になっているので一作業一清掃といっていい。しかし、はみ出てしまうとそのままにして、掃除担当者に任せているところが多い。いないところば便器が黄ばんでいたりタバコやガムで詰まったままでいたり、お土産の置きっぱなしで次の人がこまったりする。
トイレが汚いところは「気づき」の感性が衰えている。
トイレが汚いところはだから必ず現場もきたない。
トイレが汚いところはユニホーム(作業服)も汚い
トイレが汚いところは女性社員は直ぐに会社を辞める。
トイレが汚いと女性社員は入って来ない
女性に嫌われる会社は若い男が入らない
若い男が入社しないと未来が暗い
未来が暗いと優秀な人材から辞めていく
優秀な社員が辞めていく会社にはお客様から来ない
女性にとってトイレは社交の場である
小便器の隣同士で短い会話が潤滑油となる
トイレは小便や大便の色や匂いを観て体の調子を知る健康診断場である
大便や小便が汚いと思っている人は体のなかに汚いものがある人である。
いろいろ栄養を採った残りの材料こそ体調を知る点検材料である。その点検をするためには、それを受ける便器はきれいにしないと観察できない。
トイレ掃除を始めるとどんな人でも「気づき」「感謝」「謙虚」が生まれる。
だからトイレはもっとも輝いてきれいにしたい
便器の輝きは会社の輝き
社長以下全員で当番を決めて毎日清掃
清掃用具の整理整頓