著者: エイム研究所 矢野 弘
コラム中にいろいろな「つくる」の文字を使っていますが、私は下記の意味で使い分けています。
作る:1つ1つ品質を問わないで作る
稲作のように米の一粒一粒を全数みて作るわけではなく、少々割れやカケがあっても良しとする
できてみないと分からない
不良も数の内
造る:1個づつ丁寧に造る
造船のように一隻づつていねいに造る
お客の要求するものを造る
後工程はお客様
創る:今まで無いものを創る
創意工夫で、創る人の意思が入る
受け取る人で良い・悪いが分かれる
芸術品・改善工夫
つくる:漠然とした状態のつくる
全部の作る・造る・創るに変化する
前後の話によってどれにでもなるため、話し手と聞き手で受け取り方が違う場合あり。とくに「物づくり」を議論するときに使う。